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スペースシャトル、コロンビア、空中分解

スペースシャトル、コロンビアが着陸前に空中分解して、乗組員7人全員が死亡。

米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「コロンビア」が米東部時間1日午前9時(日本時間1日午後11時)ごろ、高度約6万2000メートルのテキサス州上空で突然、連絡を絶った。(毎日新聞)

報道を見てみると「悲しみに沈む米国」という感じだが、乗組員が死ぬということは、実はたいしたことではない。旅客機の墜落ではないのだ。乗組員は事故が起きても仕方ないという覚悟はできていたはずである。ある意味、戦場で兵士が死んだのと同じことである。乗組員のカルパナ・チャウラという人の家族は「ああいう仕事をしているんだから、こういうことがあることを家族は覚悟しなくてはならない」と言っていた。その通りである。

コロンビアは打ち上げ直後に、耐熱タイルの一部が落下してシャトルの左翼に接触したことが分かっていた。NASAは「飛行に問題がない」と判断していたが、このトラブルと事故の関連も調査している。

問題は、発射のときにタイルがはがれたのが、空中分解の原因であったこと。乗組員はタイルがはがれたことを知っていただろうから、飛行中は心配だったろう。デートに行こうと家を出たところで転び、ズボンのおしりが破けてんじゃないのかなあ、と心配しながら、彼女に会ったら、やっぱり破けていた、とか。昨夜、餃子を食べたんだけど、キスのとき嫌われるかなあ、と心配しながら、彼女とキスしたら、やっぱり嫌われた、とか、まあ、精神的に良くなかったろう。
さて、テキサス州最大の都市はヒューストンである。ヒュー、ストン。合掌。

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[2003-02-01]

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