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成人式

成人式の出席者の態度が悪いということが今年も取り上げられているようだが、主催者側の対応がまずいというケースもあるようだ。

大分県の離島・姫島村の成人式で、振り袖姿の新成人の女性が「村の約束事で、着物はいけない」と着替えるよう求められ、出席できなかった。村教委は「高価な着物を買えない家庭のことを考えた」と説明するが、女性は「何を着るかは自由。自分には新たにスーツを買う方が負担になる」と話している。(毎日新聞)

これは村が間違った平等意識をもっていると思う。平等というのは、全員が同じレベルであることではなく、全員が同じレベルの機会を与えられることである。
振袖を着る機会なんて、人生に何度もあるわけではなく、しかも若くないと着られないわけであるし、その少ない(そしておそらく最高の)機会を奪うことは、できない。着るか着ないかは、着る人間が判断することである。あるいは、むしろ「村の約束事で、着物を着なければいけない」として、費用はすべて村が負担する、というようなことをすればいいのだ。きっと、過疎に悩む村なんだから。
ところで、姫島村は人口3000人足らずの村である。こんな小さな村の成人式のことが記事になることのほうがすごい気もする。


昨日よりは良くなったが、それでも歩けないので、また仕事を休んだ。都合5連休となってしまった。

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[2003-01-15]

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