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狂牛病

ある時、飛行機が墜落した。唯一生き残った男が気が付くと、そこはインディアンの集落であり、ちょうど彼はインディアン達に取り囲まれていた。
「このままでは殺されてしまう」と思った彼は神に祈った。
すると神が現れて、こう言った。
「大丈夫だ。おまえは殺されない」
縋るような思いで男は神にたずねた。
「では、どうすればよいのですか」
神は答えた。
「近くにいるインディアンから槍を奪い取り、酋長に向かって投げつけるのだ」
男は神に言われたとおり、すぐ横にいた男から槍を奪い取り、正面にいる酋長らしき男に向かって投げつけた。
槍は酋長に命中した。
そして男は叫んだ。
「これでよいのですか」
神が答えた。
「そうだ、これでおまえは殺されるのだ」


「人間は狂牛病にはならない。ヤコブ病になるのだ」というフレーズから思い出した小話だが、書いてみるとあまり関連性はなかった。


千葉県で発生した狂牛病。大騒ぎしている割に、実際には1頭しか発見されていない。騒ぎ過ぎである。私は気にせず、牛肉を食べている。
そんなところへ「すわ、2頭目か?」とのニュース。これが再検査の結果、問題なしとなった。これらも騒ぎ過ぎが原因である。
イギリス政府が狂牛病は人間にうつり、ヤコブ病の原因となると発表したのが、そもそもの始まり。
ヤコブ病は正式には「クロイツフェルト・ヤコブ病」というらしい。これを発見した二人の名前をくっつけた病名である。あまりに長いので、短く「ヤコブ病」といっている。クロイツフェルト氏は、苗字の長い祖先を恨め。川崎氏は苗字が川崎市と同じだった祖先を恨め。


焼肉屋には、今、閑古鳥が鳴いているという。それで、焼き鳥屋に変えた焼肉屋もあるらしい。ポリシーはないのか。

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[2001-10-12]

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