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K-1オランダ

K-1オランダを見ました。
K-1が始まる前からオランダは格闘王国と言われていましたが、まさにK-1に関してはオランダ勢が圧倒的に強いです。
アーツ、ホースト、ボンヤスキー、そしてセーム・シュルトとオランダ勢が歴代王者に名を連ねます。

現王者のセーム・シュルトは、今回、同じオランダのロイド・ヴァンダムと試合をしたのですが、強いですねえ。全く危なげがありません。シュルトの判定勝ち。
シュルトの強さは身長の高さもあるでしょうが、スタミナにあるように思います。あのサイズであのスタミナは驚異的です。
リングアナウンサーのコールを聞く限り、「シュルト」の発音は「シルト」だと思われます。

ジェロム・レ・バンナは前王者レミー・ボンヤスキーと対戦。初めての対戦だそうです。
結果はボンヤスキーの判定勝ち。うーん、ホームタウンデシジョン?

アーネスト・ホースト(4度王者)対ピーター・アーツ(3度王者)。
元々はホースト対ボブ・サップだったのですがサップのアクシデントで対戦相手がアーツに替わった模様。オランダの観客にとっては、アーツとの対戦の方が見たかったでしょう。
過去はホーストの1勝2敗。しかしいずれも判定。
今回もKO決着はなし。ホーストが判定勝利。

ここからは本戦出場権をかけたワンデートーナメント(ヨーロッパ代表決定戦)。

準々決勝

メルヴィン・マヌーフは富平を圧倒。最初のダウンはガードの上からの右フック。とんでもないパワーです。
しかしマヌーフは左拳の骨折でリザーブのゴクハン・サキが準決勝進出。

イグナショフはボンドラチェックと対戦。イグナショフはこの2年間、ノックアウト勝利がないとのこと。
そのイグナショフが2ラウンド、ストレート一発でノックアウト勝利。

ナオフォール・アイアン・レッグはアティラ・カラチョと対戦。
アイアン・レッグがその名の通り、右のハイキック一発でノックアウト勝利。

ビヨン・ブレギー(202センチ)はフレディ・ケマイヨをノックアウト。

準決勝

ナオフォール・アイアン・レッグはブレギーと対戦。第1ラウンド、アイアン・レッグの右ハイキックが決まり、ブレギーがダウン。第2ラウンド、逆にブレギーのひざが腹部に当たりノックアウト、逆転勝ち。

イグナショフはリザーブのサキに判定負け。サキのローキックに何もできず。

決勝

ブレギー(デンマーク)とサキ(オランダ)の対戦。
ブレギーが左フック一発でノックアウト勝利。ヨーロッパ大会を制しました。

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[2006-05-14]

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