stabucky blog

姉歯建築士とホーンテッドマンション

「下請けは足元を見られるので」
「いや、あなたの場合は頭を見られてますよ」

姉歯建築士の構造計算書偽造問題はすごいことになってきました。
震度5の地震で倒れるとか、家具と人が入ると潰れるとか、メチャクチャです。
建築資材にレゴを使っているかのようです。
大体、建てる方も、見りゃ分かるんじゃないでしょうか。鉄筋が少ないとか。

この映画「タワーリング・インフェルノ」を見たとき「こんな杜撰な工事をするヤツがあるか」と思ったものですが、現実にあったということですね。

姉歯建築士は「イーホームズの審査の段階ではねられると思っていたが通ってしまい、驚いた」と言っていましたが、ダメ元で書類を出すという神経が羨ましいです。
ペラペラとしゃべっていますが、本当に悪気がないのか、イーホームズからスケープゴートになってくれと頼まれているのか、厚かましいというか何というか。

この事件で一級建築士の信用はがた落ちですね。
私は最初、このニュースを聞いたとき「どうせ、安マンション、騙されて買ったのだろう?」と思いましたが、ちょっと話がひどすぎます。
関連建築会社の一つが倒産してしまったそうで、住民の方は補償もされないし、今夜はどこで寝るのでしょうか。
「場所のわりに安かったのよ」なんて自慢もしていたでしょうし。
国土交通省も補償に乗り出すようですから、それに期待するしかないですね。

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[2005-11-22]

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