ブルー・オイスター・カルトのデビューアルバム。
A面をブラック・サイド、B面をレッド・サイドとし、自身の持つ二面性を全面に打ち出した。
この3作目までが本当のブルー・オイスター・カルトであるという見方をする人は多い。
初期BOCを総括するライヴ・アルバム。通常はギターは2本であるが、キーボード、ドラムスまでが、ギターを持ち出して、合計4本のギターで演奏される"ME262"が聴き所。メイン・ギタリスト、バック・ダーマはこれに対抗してか、オリジナル・アルバムには収録されていないインストゥルメンタル"BUCK'S BOOGIE"で弾きまくっている。
キャッチーな部分を前面に押し出した作品。名曲"(DON'T FEAR) THE REAPER"は本作に収録。
日本のゴジラを歌った"GODZILLA"から始まるこのアルバムは前作の路線をさらに押し進め、メロディアスな曲が多く収録されている。
ライヴ・アルバム。ジャケットには死神が描かれている。前2作のメインである"(DON'T FEAR) THE REAPER"、"GODZILLA"が演奏されているが、初期の曲も演奏されている。
ポップ・ソング満載の問題作。
前作での変化が大きすぎたことを自覚したのか、ハードな部分を取り戻したアルバム。
メロディアスながらどこか狂気を秘めたような佳曲が並ぶ1980年代の名盤。1970年代のブルー・オイスター・カルトの曲を1980年代のモダンな解釈で演奏したという印象を受ける。奇妙なフード付の服を着、手に青い貝を持ってずらりと人が並ぶ不気味で美しいジャケット。本作、発表後にアルバート・ブーチャードが脱退。
新ドラマー、リック・ダウニーを迎えてのライヴ・アルバム。2曲だけ、アルバート・ブーチャート在籍時の音源もある。
「MIRRORS」のようなポップな作品。アラン・レニアーが本作発表後に脱退。
前作と同様にあまりにポップ。ついにバンドは解散する。
元々はアルバート・ブーチャードが自身のアルバムとして発表しようとしていたものに、オリジナル・メンバーが参加して作られたアルバム。そのため、録音にはバンド以外のミュージシャンも多く参加している。その中にはジョー・サトリアーニの名もある。
長いブランクをおいて久々に発表されたアルバム。
※この記事は1998年に書かれたものです。
[2014-10-10]
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