「21世紀のスキッツォイド・マン」の制作秘話

とても興味深い記事があった。

キング・クリムゾン「21世紀のスキッツォイド・マン」当事者たちが明かす50年目の真実 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

「21世紀のスキッツォイド・マン」とその周辺の話が満載である。

イエスのメンバーがクラブで飲んでいると地元のバンドが演奏を始めた。キング・クリムゾンだった。イエスのドラマー、ビル・ブラフォードは「イエスをやめてキング・クリムゾンに入りたいとしか考えられなくなった」と言う。実際にその後ブラフォードはイエスを辞めキング・クリムゾンに加入する。言わば格下のバンドへの移籍だったが、その理由がこれであった。

キング・クリムゾンの前にロバート・フリップとマイケル・ジャイルズはジャイルズ・ジャイルズ&フリップというバンドを組んでいた。その後、イアン・マクドナルドとグレッグ・レイクが加わり、キング・クリムゾンとなる。この頃のグレッグ・レイクは美少年の面影がある。

「21世紀のスキッツォイド・マン」はメンバーがアイディアを出し合って出来上がった曲でその制作過程が細かく書かれている。

作詞を担当したピート・シンフィールドがバンド名を付けた。「凄く尊大な感じ」がほしく「キング」を入れた。そして、炎、暴力的な光景、怪物を描くならば「この色を使うしかないだろう」と「クリムゾン」を入れた。
歌詞についても書かれている。面白かったのはpを使う単語が多用されているのは「歌われたときには、まるでマシンガンのように聞こえる」ため。
ピート・シンフィールドはライブのライティングも担当した。演奏と同様に細かい操作をしていた。

「21世紀のスキッツォイド・マン」のレコーディングは基本的にワンテイクだった。それにギターソロなどを重ねた。
4分22秒にサックスのソロが唐突に終わるのはギターソロを入れるためだった。

タイトルに「including Mirrors」という副題が付いているのは「出版上の事情」であり、曲の中盤を表している。別の曲を加えたのではないらしい。

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[2020-07-11]

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