Toto - Toto

イーグルスがリンダ・ロンシュタットのバック・バンドが元になっていることは有名である。
トトもボズ・スキャッグスのバック・バンドが元になっている。どう考えてもオーバースペックだと思う。
1978年に「トト」でデビューしたが完成度の高さが尋常ではない。
完成度の高いデビュー・アルバムは枚挙に暇がないが、やり過ぎてしまったり、何らかの気負いがあったりするものだが、トトに関してはそれが感じられない。
おそらく自分達のデビュー・アルバムだとは考えずに録音したに違いない。

どのメンバーも別のバンドであればリーダーになれる程の力量を持っている。私はその中でもキーボードのデヴィッド・ペイチがトトのリーダーだったと思っている。最も恰幅が良いからというのもある。
彼は幼少の頃からピアノやキーボードの練習に明け暮れ、野球が好きなのに、指を負傷してはならないと、ボールを持つことを禁止されていたという。
もう一人のキーボーディストがスティーブ・ポーカロである。ペイチがピアノやオルガンを得意とするのに対し、ポーカロはシンセサイザーを駆使し「空間」を創出していた。いわゆる「スペイシーなサウンド」である。「トト・ホルン」と言われるシンセサイザーによるホルンの音は彼によるものと思われる。
デビュー・アルバムのインスト「チャイルズ・アンセム」のイントロは全楽器のユニゾンで始まり、その後、ピアノとホルンが続く。ペイチとポーカロによる演奏だろう。

バンド名は「トイレのトト」というのはデマだと知っていた。「オズの魔法使い」に出てくる犬の「トト」だと思っていたがそれも違うらしい。
普通、海外のバンドはカタカナで表記するがトトに限っては「TOTO」と表記する、ということを書き添えておく。

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[2016-02-23]

Toto,1978年

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