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国民年金と江角マキコ

一時期、江角マキコが「年金がもらえないなんて誰が言っているんだ」と若者を恫喝するコマーシャルが毎日のように流れていた。
答えがはっきりしているのに説明するのは難しいということはよくある。
今の若者がいざ、給付を受けようというときにもらえるわけがないのは分かり切っている。
もらえるにしてもほんのわずかな額しか受け取ることができないのは明らかだ。
ただどの程度の額になるのか、分からない。
分からないのは、分からない方が悪いのではなく、分かりにくい制度にしてしまった行政が悪い。
とにかく分かりにくい上に、しょっちゅう、仕組みが変わる。
わざと分かりにくくしているとしか思えない。
「ちゃんと払うから、分からないなら黙っていろ」と開き直るコマーシャルであった。

そして、今回、江角マキコが保険料を納付していなかったことが明らかになった。

民主党の菅直人代表は23日の記者会見で、国民年金への加入を促す社会保険庁の広告に起用された女優の江角マキコさんの保険料未納問題で、衆院厚生労働委員会などで江角さんの参考人招致を求めることを明らかにした。菅氏は「国民年金を払ってる人が出演すべきで(納付状況を)調べるのが当たり前だ」と指摘。(共同通信)

菅直人が珍しく正しいことを言っているが、江角を招致してどうする?
ただの背の高いタレントだぞ。
まず政治家と評論家の納付状況を調べるのが先だな。

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[2004-03-23]

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