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日本語入力ソフト

インターネットで日本語入力ソフト「ATOK16」を買った。ダウンロード版である。つまりインターネットでソフトをダウンロードしクレジットカードで代金を支払うという仕組みである。
「ATOK16」というのは「一太郎」というワープロソフトに付いている日本語入力ソフトで、単体でも販売している。
おそらく、多くの人はWindowsに標準で装備されている日本語入力ソフト「MS-IME」を使っていると思う。これはマイクロソフトが作っているソフトだから、当然、そうなるだろう。ワープロソフトも「Word」だろう。
数年前まではワープロソフトといえば「一太郎」であった。
しかし、パソコンが普及するにつれ、まず表計算ソフト「Excel」が一般的になり、「Word」はそれと抱き合わせ販売されたり、操作性が同じだったりしたため、あっという間に「Word」が主流になった。
そうなると当然、使用する日本語入力ソフトは「MS-IME」になる。
しかし、問題はこのソフトを作っているのが、マイクロソフトというアメリカの会社であることである。最近でこそ、そうでもないが、かつての「MS-IME」の変換能力は酷かった。
私も最近は「MS-IME」を使っているが、やはり物足りないため、今般、新発売の「ATOK」に乗り換えることにした次第である。
結論。あまり頭がよくなっていない。つまり、変換効率は向上していない。
次は、「ATOK12」という、約4年前の日本語入力ソフトと、現在の「ATOK16」について、同じ文章をどう変換するかを比べたものである。

ATOK12

彼はごく単純なテレビ番組すら見ていられず、本を読むこともできず、核などというのは高速を越えた猛スピードで旅行するようなものだとしか思えなかった。

ATOK16

彼はごく単純なテレビ番組すら見ていられず、本を読むこともできず、核などというのは高速を越えた猛スピードで旅行するようなものだとしか思えなかった。

全く同じである。同じところで同じく間違えている。一字一句、違わないというところが恐ろしい。なお、次は「MS-IME」。ちょっと古いバージョンであるが、どうか。

MS-IME98

彼はごく単純なテレビ番組すら見ていられず、本を読むこともできず、書くなどというのは高速を超えた猛スピードで旅行するようなものだとしか思えなかった。

こっちの方が頭がよい。
つまり、買って損したということではないか。

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[2003-02-28]

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