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ワールドカップ公式DVD

ワールドカップといえば、特に断りがない限り、サッカーのそれを指す。
昨年、日本でワールドカップがあったわけだが、その総集編は年末になって、やっとNHKが放送したくらいで、映像の露出度がとにかく低い。おかげで、稲本の2本目のゴールがどんなだったか、覚えている人はほとんどいないのではないだろうか。これは、どう考えても、主催者であるFIFAが著作権をがっちり握っているからである。
で、忘れた頃になって「オール161ゴールズ」というDVDが発売された。複数の映像会社が各々編集して発売すると、ひどいものは売れないから、必然的にいいものになるのだが、このワールドカップはFIFAが1社だけにその権利を与えたらしく、GAGAというメーカーのみがワールドカップ関連の映像作品を発売している。この「オール161ゴールズ」というDVDはGAGAが発売元である。そして、予想通り、内容はひどい。
まず、ジャケット。ただ単に「オール161ゴールズ」と書いてある。何のゴールなのか、よく分からない。目を近づけると「2002FIFAワールドカップオフィシャルDVD」と小さく書かれているのがやっと分かる。
そして中身。DVDは音声がいろいろ入れられるという特徴がある。映画だと、英語、日本語の両方が入っていて、字幕も英語、日本語の選択ができるのがほとんどだ。しかし、この「オール161ゴールズ」は「フィールド・サウンド」と「英語実況」だけである。「フィールド・サウンド」というのは要するに実況なしのことである。歓声だけが入っている。かといって、英語実況の日本語字幕があるわけではない。せいぜい、選手の名前が出るくらい。おかげで、アジアでやっている試合だという感じがしない。
そして、インデックスの付け方。DVDだとチャプターとか言うのだが、これがゴール毎に入っていない。決勝トーナメントの分は1ゴールにつき1チャプターになっているのだが、予選リーグの分は1試合につき1チャプターとなっている。したがって、日本対ベルギー戦の鈴木隆行のゴールを見たければ、どうしてもマルク・ヴィルモッツの忌々しいオーバーヘッドキックを見なければならない。
そのくせ、予選リーグは、試合の行われた日程にしたがってだらだらとチャプター番号が付けられている。つまり、グループAのフランス対セネガルの後に、グループEのアイルランド対カメルーンが入っている。グループ毎にまとめたほうが良かった。
そしてチャプターのリストが入っていない。曲名リストのないCDと同じである。一応、DVDの中にメニューとしては入っているが、やはり全部で161もゴールがあるならば、全体の流れが見られる紙のリストは必要だと思う。そして、結局、試合はどっちが勝ったか、という情報がまったくない。はなはだ不親切である。仕方がないので私は自分でリストを作った。
結論、こういうスポーツの総集編は、みのもんたのようなふざけたナレーションが入っていたほうが面白い。

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[2003-02-08]

スポーツ,サッカー

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