stabucky blog

綾小路きみまろ

おそらく、この年末年始で話題になる芸人がいる。
綾小路きみまろである。
もう芸歴30年のおじさんである。
毒蝮三太夫のように老人を相手にした毒舌を漫談にしている。

たとえば、こんなネタ。

恋焦がれて一緒になったダンナも40年も経てばただのジジイです。
昔、ダーリンだった主人も今ではダラリンです。
最近、ダンナのお茶を飲む音もイヤになり、
ダンナのお茶に一度入れたいトリカブト
結婚したての頃、妻は無口でおとなしかった。それが今じゃペチャクチャペチャクチャしゃべり、
妻のくち 一度付けてみたい万歩計
猫をかぶって来た妻もとうとうブタになり、
"あなた、白髪の生えるまで一緒に生きて行こうね"と約束したダンナもつるつるに禿げて。
近頃はどこにシャンプーをつけていいものか。どこまで顔を洗ったらいいのか。頭が痒いのか、顔が痒いのか。
シャンプーの泡が立たなくなり、下の方で一旦泡をつくってから。謹んでお喜び申し上げます。

こうやって文字にして読んでみてもあまり面白くないが、喋りをきくと立て板に水のごとく滑らかで、なかなか面白い。

公式ホームページもあるからなかなかやり手である。

関連記事

[2002-12-29]

テレビ

なぜテレビは横長なのか | おみくじ