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カキンコキンキンレイナベヤキウドン

テレビばかり見ていた正月であるが、印象に残るコマーシャルが少なかったばかりか、いらいらさせられるコマーシャルが多かった。

よく見たのが、女の子が二人出てきて、空っぽのボウルを泡立て器でカシャカシャかき回しているやつ。
ゼリーのコマーシャルらしい。

頭のはげたブルースとかいう外国人が、車に向かって、ガソリンのノズルを投げつけるというコマーシャルもよく見た。
まったく面白くない。
石油のコマーシャルらしい。

さて、唯一面白かったのは(私の母は面白くなかったらしいが)、キンレイという会社の鍋焼きうどんのコマーシャルである。
おじいさんが、アルミ箔でできた鍋を持って、体を左右に揺らしながら、歩き回り、何やら歌っている。
「カキンコキン。キンレイナベヤキウドン」といっているらしい。
このセリフを2度ほどいうのだが、リズムが不安定だ。

普通の感覚だと「カキンコキン」と「キンレイナベヤキウドン」は分けて発音すると思われるが、このおじいさんは極端に書けば「カキンコキキンレイナベヤキウドン」とむしろくっつけて発音している。
さらによく聴くと、これも極端に書けば「ナベヤッキウッドーン」と後半だけリズミカルになっている。
これがプログレ世代には堪らない。

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[2002-01-08]

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