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ケーシー高峰

「笑点」を見た。
別に大喜利が見たかったわけではない。
あれはどうやら放送作家が考えた答えを、落語家が、さもその場で思いついたように答えることになっているらしい(しかし、左から二番目に座っている人の答えはいつも面白くないのはなぜか)。

ということで、大喜利は見ない。
見るのは番組の前半の芸人のネタである。
今日は、医療漫談のケーシー高峰だ。
およそ正反対にあると思われる「医療」と「漫談」を一緒にしてしまったケーシー高峰。
医者のような白衣を着ているが、医者ではない。
私が子供のころ、お世話になった先生に似ているので、本物のような気がしてならないが、違う。

さて、本日のギャグを紹介しよう。
とにかく、すべて、駄ジャレである。

肉、日本酒、マグロのトロなどは、食べるとおならが出る。高熱が出ると、医者はこれらを食べさせて、おならを出させるという。すると熱がスーッと下がる。これを「へー熱」という。
クレブスという博士は酢の研究をした。体の調子が悪いと尿が飴色になる。発熱しても飴色になる。こういうときは貝を食べるといい。貝はホタテ、ホッキなどがよい。男性の生殖器に非常によい。これを「スガイキン」という。

最初は正しい話をしている。
半分以上は本当のことである。
ちなみにクレブスはノーベル賞の受賞者である。
しかし、よく考えると、酢と貝と男性の生殖器の話は、まったく脈絡がない。
ホタテ、ホッキだって、どこから出てきたのか。
ところが、信じてしまう。
これがケーシーの話術である。

(これからは暖房の季節だから、おならをするとくさい、というくだらない話を軽く、しておいて)ロシアの人は地上ではおならをしない。どこでするかというと風呂の中でする。それも上半身を後ろにそらせてする。そうするとおならは背中のほうではなく、息子のほうから出てくる。これを「プーチン」という。

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[2001-10-07]

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