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ハンディカム

ビデオカメラのコマーシャルはどれも、家族はこうあるべきだという主張が見え隠れする上、親はどうしようもなく馬鹿に描かれているようだ。
最近のコマーシャルだと、その最たるものは、ソニーのハンディカムである。渡辺某という俳優が父親役のものだ。今、放送されているのは、息子の小学校の入学式を撮影していて、息子が左右が違う靴を履いてきてしまったことに気付くというもの。そして、その映像を親戚中に配るというもの。
まず、小学生が左右の靴を間違えるか。よりによって入学式でそんなことするか。そんなことに親が学校に行くまでに気付かないか。面白い映像を撮るためにわざと履かせたとしか思えないではないか。さらにそれを親戚中に配るという神経。きっとテレビの面白ビデオ大賞にも応募するに決まっている。
こういうのを虐待という。

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[2001-03-26]

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