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カレンダーはなぜ日曜日から始まるか

「1900年1月1日は何曜日だったのだろうか」という疑問がわきまして、「これは計算すれば何とか求められるだろう」と思ったのですが、今度は「1900年当時、曜日という概念がはたしてあったのだろうか」という疑問がわきました。
裏を取ろうとインターネットで調べたところ、次のページを見つけました。

Booklet for Days of the Week

日曜日から始まって土曜日で終わる7日週(曜日)が、ユリウス暦に正式に採用されたのは西暦321年の1月1日(日)ですが、曜日の順序は、西暦321年を経て今日に至るまで、1日の狂いもなく続いています。

1月1日がキリスト教の安息日、すなわち日曜日になる年から定めたようです。
これによると西暦321年にはすでに今と同じ曜日が使われていたことになります。

図らずもこれにより長年の疑問であった「カレンダーは日曜日始まりが正しいのか、月曜日始まりが正しいのか」という点も解決されました。
私は「土曜日、日曜日を週末というのだから、月曜日始まりが合理的」と考えていましたが、歴史的な背景を考えると日曜日から始まるのが正しいということになります。

ただ、これはキリスト教の考え方からすると、という但し書きが付くべきもので、実際の生活の上では、やはり、月曜日始まりのカレンダーの方が合理的だと思うのです。

次回へ続く。

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[2006-02-05]

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