キャメルのデビューアルバム。 "NEVER LET GO"は現在でもライヴで演奏される疾走感溢れる曲。
邦題「蜃気楼」。このアルバムで現在のキャメルにも通じるオリジナリティが確立される。オルガン、メロトロン、フルートを導入し、各パートが複雑に絡み合い、スリリングかつファンタジックなキャメル・サウンドを聴くことができる。名曲"LADY FANTASY"を収録。
邦題「白雁」。キャメルの代表作。ポール・ギャリコが1941年に発表した短編ファンタジー「スノーグース」に触発され、制作されたコンセプト・アルバムである。全曲ともインストゥルメンタル。
邦題「月夜のファンタジア」。前作の大ヒットのあとのプレッシャーの中で制作された。このアルバムを最後にダグ・ファーガソン(ベース)が脱退。
邦題「雨のシルエット」。元キャラバンのリチャード・シンクレアが加入。このアルバムから、キャメル・サウンドに変化が現れ始める。
前作にも参加していたメル・コリンズ(サックス)がこのアルバムから正式加入。アンディ・ラティマーのギターがさえ渡る名曲"ECHOES"を収録。このアルバムを最後にピート・バーデンスが脱退。
前作に伴うワールド・ツアー(初来日公演を含む)終了後にリチャード・シンクレア(ベース)とメル・コリンズ(サックス)が脱退。ヤン・シェルハース(キーボード)、キット・ワトキンス(キーボード)、コリン・ベース(ベース)が加入して本作が作られた。邦題「リモート・ロマンス」。
アルバム・タイトルを冠した曲は収録されていない。そのかわり邦題を冠した"REMOTE ROMANCE"はキャメル史上最もコミカルな曲。この曲の次に収録されている10分におよぶ大作"ICE"はキャメル史上最も泣いている名曲。
日本人兵、小野田少尉の帰還をテーマにしたコンセプト・アルバム。
アンディ・ワードが前年に脱退したため、オリジナル・メンバーはアンディ・ラティマーただ一人となった。そのため、彼のソロ・アルバムのような内容になっている。ゲストとして、ピート・バーデンス、アンソニー・フィリップス、サイモン・フィリップス、フランシス・モンクマン、ダンカン・マッケイらが参加。現在もライヴで演奏される"SASQUATCH"を収録。
当時、まだ存在していたベルリンの壁をテーマにしている。
1980年代の長い沈黙を破り発表された復活作。邦題「怒りの葡萄」。スタインベックの「怒りの葡萄」をモチーフにしたコンセプト・アルバム。
邦題「港町コーヴの物語」。離ればなれになってしまったアイルランドの家族をテーマにしたコンセプト・アルバム。
1973年に行われたコンサートを収録したLP2枚組。キャメルの他、ヘンリー・カウ、ゴング、グローバル・ヴィレッジ・トラッキング・カンパニーが参加しており、これら4バンドがLPの各1面ずつに収録されている。
邦題「ライヴ・ファンタジア」。2枚組で、後半は「THE SNOW GOOSE」全曲を収録。
キャメル結成10周年を記念したベスト盤。
1984年5月11日のハマースミスオデオンでのライヴを収録。このライヴアルバムでキャメルは長い「解散」期間に入る。
キャメルの初期4作、「MIRAGE」、「THE SNOW GOOSE」、「MOONMADNESS」、「RAIN DANCES」から代表曲をピックアップしている。
オフィシャル・ブートレッグ第1弾。
オフィシャル・ブートレッグ第2弾。結成20周年記念ツアーの模様を収録した2枚組。2枚目は「DUST AND DREAMS」の全曲を演奏。
オフィシャル・ブートレッグ第3弾。結成10周年記念ツアーの模様を収録。
「STATIONARY TRAVELLER」までの曲(ヴァージョン違いやライヴを含む)を収録。
※この記事は1997年に書かれたものです。
[2014-10-10]
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