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高齢者の運転免許

恐ろしいことになっている。

車やバイクなどの運転免許保有者のうち、65歳以上は昨年末現在で約879万1000人に上り、16-24歳(約798万5000人)を初めて上回ったことが26日、警察庁のまとめで分かった。

高齢化社会を反映した形で、100歳以上は4人。最高齢は104歳の宮崎県の男性で、現在も車を運転しているという。(共同通信)


そもそも若い人口が少なくなっているのだろうが、取りたくても経済的に取れないという人もいるのだろう。私は免許が取れる年齢になったらすぐに免許を取った。取るのが当然だと思っていたのである。バブルの時代である。私の周りにいる同世代の人間もやはりすぐに取っていた。不景気がここまできているのかと暗澹たる気持ちになる。
さて、問題は、高齢者の免許保有が多いこと。100歳以上の免許保有者が4人もいるというのは、言い換えれば、免許は一度、取れば、ほったらかしということである。更新の時には視力検査しかしていないので、実質はほったらかしである。ボケ老人でも、視力検査のときの受け答えさえでき、行列の順番を守ることさえできれば、免許の更新ができてしまうのである。極端な話、半身不随でも、検査官がきちんと見ていなければ通ってしまう。104歳の老人が車を乗り回しているなんて恐ろしくて外を歩けない。
今までこの日記では老人の運転ミスによる事故を何度も取り上げてきた。高齢者については、免許試験の再受験の義務化を強く希望する。実務試験も必須にするのがよかろう。

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[2004-02-26]

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