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ベルト

漫画では、太りすぎてベルトが切れるというシチュエーションがよくあるが、これが自分自身にも起きるとは思わなかった。
太ると切れるというメカニズムについて考えてみる。太ってベルトが短くなったからといって切れるわけではない。長いベルトに替えたり、穴の位置を変えたりすればよいのだから。太ると胴回りの弾力が増すのである。ウエストが60センチの人が腹を引っ込めると55センチになったとき、同じ割合でへこむと仮定するとウエスト120センチの人は110センチになる。つまり、やせた人の可動域が5センチのところ、太った人は10センチになる。一方、ベルトは伸び縮みしないから、かくして太った人のベルトは切れやすい。
実際には切れるわけではない。バックルのところが外れるのである。
もう一つ問題があって、太ると通常のサイズのベルトだと短いのである。普通、ベルトは長めになっていて、購入者が自分のサイズに合わせて、切って使うのであるが、太ってくると、切る必要がなくなる。さらに太ると、逆に足りなくなるのである。穴をあけるという方法もあるが、ベルトの遊びの部分が短くなって格好が悪い。もう太った時点で格好が悪いのだからどうでもいいといえばどうでもいいのだが。
で、長いベルトを探すのだが、スーパーの特売、たとえば1本千円のワゴンセールなどでは、まず見つからない。
さらに太ると、ベルトでは留められなくなり、サスペンダーを使うことになるのだろう。私はなで肩なので、ずり落ちるのではないかと心配である。
太って、体の具合が悪くなるのは我慢すればすむことだが、ベルトが使えなくなるというのは切実な問題である。

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[2003-01-07]

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