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K-1の脱税と年賀状の配り忘れとブレーキランプ

昨日のK-1は大波乱のうちに終わったが、本当の大波乱は今日だった。K-1のプロデューサーである正道会館の石井館長が脱税で起訴された。アントニオ猪木もスキャンダルが多かったが、もっとばかばかしいのが多かった。だからファンも「またか。バカだなあ」で終わり、愛すことはあっても憎むことはなかった。
しかし、脱税はひどい。石井館長は頭のいい人間だから、うっかりというわけがない。実際、容疑を認めているらしい。石井館長は脱税で浮いた裏金を、外国選手招聘のための裏ファイトマネーに使ったという。格闘技には、汚いイメージが付きまとう。K-1もそうだったのか、と思うととても残念である。これがK-1の隆盛にブレーキをかけることにならないよう、祈るだけだ。


私は、すでに年賀状を書き終えてしまったが、12月15日以降でないと元旦に配達してもらえないらしい。もっとも、きちんと「年賀」と朱記しておけば、実際には大丈夫だと、郵便局員がいっていた。では、もし、今年の年賀状、つまり平成14年の元旦に配達する予定であった年賀状を、今、12月の上旬に出すとどうなるのだろう。親切な郵便局ならば、あるいはたまたま慎重な選別係だったならば、通信面を見て羊の絵が描いてあれば来年の元旦に届くようにしてくれるだろう。その郵便局のモラルに委ねられるのかもしれない。というのは、こんなとんでもない郵便局があったからだ。

郵政事業庁中国郵政局(広島市)は8日、島根県出雲市の出雲郵便局が今年1月4日に配達するはずだった年賀はがきと封書計116通を配り忘れ、約11カ月間放置していたと発表した。来年の年賀郵便の配達準備中に分かったという。出雲郵便局の職員が出雲市内の配達先12世帯に出向いて謝罪し、事情を説明する。中国郵政局によると、出雲郵便局で7日、郵便物の多い年末年始の集配用に使うかご80個を点検したところ、うち1個から未配達の年賀状などが見つかった。かごの中の雨よけビニールシートの下にあったため、気付かなかったとみられる。(共同通信)

「おい、今年、お前のところから年賀状がこなかったぞ」「え、出したっすよ」なんていうやり取りがあったに違いない。


昨夜の鍋パーティの中で、車の話が出たので、ちょうどブレーキランプが切れていた私は、直し方を尋ねた。どうも自分で直すのが普通らしい。
さて、今日、ガソリンスタンドに灯油を買いに行った。灯油を入れた店員が「ブレーキランプが点いていない」という。「薄々感付いていた」などと曖昧にいうと「すぐ直せますよ」という。で、お願いした。トランクを開け、なかなか手際よく、ねじを外すのだが、いざ、ブレーキのカバーを外す段になって、苦戦し始めた。私自身、ランプの交換の仕方など知らないので、後学のためと思って見物していた。すぐに終わると思っていたので、この寒空の下、シャツ一枚である。最初のお兄さんがギブアップして、次のお兄さんにチェンジ。彼も大苦戦。化け物みたいにでかいドライバーでグイグイとやっている。どうも、カバーを壊しそうな勢いである。そのうち、娘が車の外に出たいといい出して、目を離したすきに、ガコンと大きな音を立てて、カバーが外れた。壊れたかと思った。彼が、ランプを取りにいっている間によく見てみたが、壊れた様子はない。
ランプを付け替えると、ブレーキを踏んでくれという。私は「エンジンはかけなくていいのですね」とおよそ免許を取ってから10年以上経ったとは思えないせりふをいってしまった。エンジンをかけないとランプが点かないと思っていたのである。
はたしてランプは点いた(といっても自分で見たわけではないから彼にだまされているという危惧はあるが)。工賃込みで1500円也。3000円は覚悟していたのでよかったのだが、自分でやると300円くらいで済んだのだろう。しかし、彼らの苦労を見ていると自分でやらなくてよかったと思う。あんなの絶対に自分では外せない。

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[2002-12-08]

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