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ジャイアンツとマリーンズ

今日現在、マリーンズはパシフィックリーグの4位である。ペナントレースの終盤、首位とのゲーム差は6ゲーム。優勝は絶望的である。
しかしジャイアンツ。今年は勝利数で優勝を決めるから、ペナントレース中の順位も勝利数で決めているため、新聞等で勝率やゲーム差を表示していない。
勝率は、勝ち数÷(勝ち数+負け数)で計算する。引き分けはカウントしない。新聞やテレビはこの計算に固執しているから、勝利数順に表示してしまっている。そのため、中盤まで試合消化の早かったジャイアンツがスワローズより勝ち数が多いため順位が上であった。しかし勝率を今年に限り、勝ち数÷試合数とすれば(つまり引き分けもカウントに入れれば)、ほぼ、その時点の正しい順位が示せたのである。
試合消化の遅かったスワローズの勝ち数がジャイアンツを上回った瞬間、ジャイアンツファンは本当の順位が2位であることを知ったのである。
なおゲーム差というのは、1位チームの(勝ち数−負け数)から2位チームの(勝ち数−負け数)を引いたものを2で除したものである。引き分けは考慮しないので、この計算は今年の順位決定の基準には、合致しない。ともあれ、これでいくとスワローズとジャイアンツのゲーム差は今日現在、7.5ゲームとなる。ジャイアンツが勝てるなら、マリーンズの方が首位に近いことになってしまう。

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[2001-09-07]

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