上旬

その月の1日から10日まで。ある人は「上旬は月の前半、下旬は月の後半」と言っていた。「中旬」という言葉の存在を知らないらしい。

パン

美味しいパン屋を紹介されることがあるが、大抵は口の中が乾くほどパサパサで美味しくなく、むしろ不味いくらいで、何をもってそんなに絶賛するのか理解に苦しむ。これならば山崎パンのしっとりしたパンの方が安くて美味しいと思う。

十三

大阪府大阪市淀川区にある、キリスト教徒がぞっとする地名。

サムネイル

親指の爪あるいはそれほどの大きさという意味。デジタル写真などを小さく表示したものをサムネイルと呼ぶことが多い。サムネイルのファイル名を「s0015.jpg」などと書く人がいるが、元は「thumbnail」なのだから、「s」と略すのは、その意味では誤り。と指摘すると「smallの意味だもん」と開き直られる。

確率

「確からしさのこと」などと書かれることがあるが却って意味が分からない。ブログなどを見ると「かなりの確立で当たります」という表記を見かける、これは「確率」が正しい。「確立」が正しいと思っている人の存在は否定しないが、多くは漢字変換のミスによるものと思われる。しかし漢字変換は最近使った漢字やよく使う漢字が先に表示されるのだから、このようなミスをする人は普段「確立」という漢字を使うことが多いのだろう。何を確立しているのだろうか。

素人

物事を知ろうとする人。

ほねとかわとがはなれるおと

最も読みが長い漢字。かなで13文字になるのは他に「まつりのそなえもののかざり」があり、この二つが最も読みが長い漢字と言われる。しかし「骨と皮とが離れる音」が「読み」と言えるのか、甚だ疑問である。文節にすると4文節になる。これは「読み」ではなく「説明」である。

余白

よくエクセルワードで文書を作るときに用紙の端までびっしりと印刷する人がいるが、ファイリングする人のことを考えていないのだろうか。

エクセル

表計算ソフト。実際には単なる表作成ソフトとして使っている人が多く、多くの高度な機能のほとんどが使われていない。優れたソフトということよりも誰もが持っているソフトということに意味がある。以前は他人とデータの受け渡しをする場合、「テキストファイルでデータ形式がどうしたこうした」と気にする必要があったが、現在はエクセルファイルで受け渡しするのが最も簡単であるのは間違いないようだ。

ワード

「言葉」という意味だが、パソコンを使う人にとってはマイクロソフトのワープロソフトを指すことが多い。拡張子は「doc」であり、これはドキュメント(document)、つまり文書という意味で、ワード登場前はテキストファイルを指す拡張子として使う人が多かった。しかしマイクロソフトはワードの拡張子として「doc」を採用した。「世間一般で使うドキュメントはワードで作成すべし」ということか。