多摩こども病院の他とは違う特徴とは?

東京都多摩市に「多摩こども病院」が開設された。「こども病院」というと一般的には小児科専門病院だが多摩こども病院は違う。医師が全て十二歳以下の子供なのである。二年前に実施された大学医学部卒業程度認定試験に合格し、直後の国家試験に合格した十人の子供が二年の研修を終え、この病院に着任した。
経験不足を危ぶむ声も聞かれるが診察、手術の腕は確かである。
外科の手探(てさぐり)一郎医師(一一)は「僕の得意なのは腹腔鏡手術です。元々ゲームが得意だしクレーンゲームより簡単」と話す。遠隔操作に慣れている上、反射神経が良いため状況変化にも即座に対応できるという。脳外科が専門の別の医師(一〇)も「顕微鏡を覗き込んで操作するからゲームと同じ」と説明する。
内科の口苦(くちにが)良太医師(九)は「内服薬の仕組みはポケモンのタマゴや進化より単純。相性についてもポケモンの方が複雑」と話す。
MRIは画像で正常と異常の差を見付けるのがポイントだ。担当者の地外(ちがい)学医師(八)は「『ウォーリーをさがせ』や『ミッケ!』で間違い探しは慣れている」と自信を見せる。
院長の薬王院平八郎医師(七)は「失敗したり死んだりしたらリセットすればいいという感覚でミスを恐れず果敢にチャレンジできるのが子供の良いところ。大人のしがらみなどと無縁である点もメリット」と強調する。

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[2015-02-06(Fri)]

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