「芸能人運動王決定戦」が打ち切り

多摩中央テレビは「芸能人運動王決定戦」の打ち切りを決めた。今後、参加者の要件を見直し、放送再開を検討する。
「芸能人運動王決定戦」は芸能人が様々な競技を通じて運動能力を競い合う番組で番組改編期の特別番組として放送されてきた。しかし「参加者の多くが芸能人とは言えない」という指摘が多く寄せられていた。
このような番組は「演技や歌が上手い芸能人だが運動も得意」という面が見られる点が面白いが実際には「運動が本業」という参加者も少なくない。
十二月に放送された際の主な参加者は「ダンスグループのダンサー」、「戦隊物のヒーロー役しか演じたことのない俳優」、「大学の運動部に所属しているモデル」「実績は『元ミスター○○大学』だけのモデル」などがほとんどで、「元キックボクシング世界王者」、「全日本選手権個人総合で入賞した元体操選手」に至ってはもはや芸能人とは言えない。
関係者は「ドラマで主演を務めたことがあるとか、CDを出して何万枚売れたとか、一定の基準を設ける必要がある。NHKへの出演実績があるなどの基準でもいいかもしれない」と話す。
別の関係者は「しかし誰が誰だか分からないような運動会が番組として成立するのが不思議」と打ち明けた。

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[2014-12-27(Sat)]

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