群馬県が県名を「富岡県」に変更を検討

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は四月二十六日、ユネスコから「世界文化遺産に登録されるのが適当」との勧告を受けた。今年六月に正式に世界文化遺産に登録される見通しだ。
これにより、連日、見物客が押し寄せ、群馬県や富岡市はうれしい悲鳴を上げている。
勧告を受けた日から月末までの五日間の来場者は一万七千人を超え前年同期の三・二倍に達した。群馬県は、この状況を県自体の人気回復に繋げたいと目論んでいる。
ブランド総合研究所が二〇一三年に発表した「都道府県魅力度ランキング」によれば群馬県は茨城県、佐賀県、埼玉県に次ぐワースト四位。人気を上昇させようにも打つ手がないのが実態。しかしここへ来て富岡製糸場の世界文化遺産登録が起死回生の一手となりそうだ。
群馬県の関係者は「こうなったら『群馬県』をやめて『富岡県』にしてもいい」と鼻息が荒い。「元々、この辺は『車郡』と呼ばれていて『くるま』が訛って『ぐんま』になったらしい。馬がたくさんいると勘違いされるのはもう沢山」と話した。

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[2014-05-03(Sat)]

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