多摩電鉄、液晶画面に定期券の内容を表示

多摩電鉄(東京都)は、二十五日、一部の車両の全ての座席に液晶画面を設置することを発表した。十月一日から順次、導入される。
各座席の上部に小型の液晶画面を設置し、停車駅や広告などを表示する車内案内装置として使用する。
また、その座席に座った乗客のパスモを読み取り、残額を表示する機能を付ける。年齢や性別も表示される。定期券を利用していれば利用区間が表示され、どの駅で降りるか一目瞭然となる。また該当駅が近付くと画面が赤く点滅し警告音が鳴るので乗り過ごしの心配がなくなる。
既にドアの上部に設置されている社内案内装置には「早く降りる人ランキング(仮称)」を表示する
利用者は「確かに誰がどこで降りるかが分かれば便利。『この人すぐに降りそう』と思って前に立っていて終点まで座られたときのショックは筆舌に尽くし難い」と話す。
関係者の話「プライバシーの問題もあるがキセル乗車の防止など利点が多い。嫌ならば座らなければいい。今後は妊婦や障害者を判定する仕組みを作り優先席の適正な運用を図りたい」

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[2014-09-27(Sat)]

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