各地で日食観察用メガネ返品騒動

二十一日早朝、日本で日食が見られたが、この際に使用した日食観察用メガネを返品し、販売店に代金の返金を求める騒動が各地で起きている。
関東では午前七時半頃に金環日食が見られたが、場所によっては雲がかかったため裸眼で見ることができた。
そのため、ある使用者は「裸眼でも問題ないということは事前に説明がなかった。こんなことならメガネを買う必要がなかった」と主張している。
これに対し、ある販売店は「もし快晴だったら間違いなく目が潰れていた。天候がどうなるか分からないのはお互い様だろう。それに今度は太陽と金星が重なるらしいから、そのときに使えばいいだろう」と主張している。
これに対し、ある使用者は「金星だろうが木星だろうがそんなものを見るために日食メガネを買ったのではない。それにいたずらに危険性をアピールした行政やマスコミにも責任がある」と主張している。
また別の使用者は「NHKでは、タレントの井ノ原快彦が『肉眼でも見えた』と発言したところ、これをアナウンサーが無視。何らかの情報統制が行われていたと判断せざるを得ない」と主張している。
これに対し、行政は「観察用メガネを使うようには強制していない。目を細めて見るなど代替手段はあったはず」と説明している。
一方で、太陽が見えないのに、メガネを通すと金環日食が見られるという現象も報告された。調査したところ、メガネのレンズの部分に白い丸が描かれていたことが分かった。このメガネの製造者は「悪天候で日食が見られないと返品されることが想定されたのであらかじめ描いておいた。何か問題でも」と説明している。

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[2012-05-21(Mon)]

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