バレーボール録画に最適なレコーダー「バレンボール」

梅下電器産業(本社・水戸市)はハードディスク付ブルーレイディスクレコーダーの新製品「バレンボール」を発表した。
テレビ映像が録画できる一般的なレコーダーだが最大の特徴は録画速度が一定でないことである。
どういうことか。
2012年のロンドン五輪で銅メダルを獲得したこともあり人気再燃の気配が見える女子バレーボール。これを録画してみると致命的な欠陥があることが分かる。
バレーボールは一般的に五セットマッチで行われ、いずれかが先に三セットをとると勝ちになる。三セットで終了した場合の一般的な試合時間は一時間半程度だが五セットになると二時間半以上になることもある。
バレーボールの中継を録画した場合、録画時間が二時間だと試合時間は正味一時間半で、三セットで勝負が付いたことが分かる。例えば第一セットを落とすとその瞬間、試合に負けたことが分かってしまうのである。
「バレンボール」は番組を録画すると録画速度が一定でないため録画時間もランダムに変動する。「録画時間二時間」と表示されても実際は四時間であったり一時間であったりするため、バレーボール中継における先のような問題が生じない。
梅下電器産業の広報は「最近は録画視聴率も重要視されており将来は録画による視聴時間も考慮されるようになる。試合途中で視聴を停止するような事態は極力回避したい」と話す。
しかし「最近の機種はバレーボールを録画していることは認識できるのだから、この場合だけ録画時間を表示しなければ済む話では?」との問い合わせに対しては「ノーコメント」であった。

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[2015-09-09(Wed)]

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