Sleipnir2-検索バー(2)

(Sleipnir2-検索バー(1)の続き)

特殊な設定を使いたい場合にはSearchEngineList.xmlを書き換えます。

SearchEngineList.xmlで、使うであろう検索エンジンをリストアップしておき、SearchMenu.xmlで、実際に使う検索エンジンを指定する、という仕組みになっているので、SearchEngineList.xmlの方はデフォルトで設定されている部分はそのままにしておき、下に新しい検索エンジンを付け足すという使い方がよいと思います。

例えば、Googleで自分のサイト(ブログ)内だけを検索する検索エンジンを新しく設定してみようと思います。
私のブログの場合は、URLが「http://stabucky.blogzine.jp/」となっています。
まず試しにGoogleでサイト内検索(ドメイン制約検索)をしてみます。
「test site:stabucky.blogzine.jp」とテキストボックスに入れます(検索語は「test」でも何でも構いません)。
「site:」を使うのがポイントです。

このとき、アドレスには
http://www.google.com/search?q=test+site%3Astabucky.blogzine.jp
のように表示されると思います(設定により若干異なるかもしれません)。

次にSearchEngineList.xmlを書き換えます。
<Engine>と</Engine>で挟まれた部分が一つの検索エンジンですので、この部分をコピーして付け加えます。
そして次のように書き換えます。
<Engine>
<ActionName>GoogleSaigo</ActionName>
<Name>Google(最後は運です。)</Name>
<Request>http://www.google.com/search?q={all}+site%3Astabucky.blogzine.jp</Request>
<Icon></Icon>
<Encode>UTF8</Encode>
<Shortcut></Shortcut>
<Security></Security>
</Engine>

Requestに先ほどアドレスに表示された文字列を挿入します。検索語の部分(「test」)を「{all}」に置き換えるのがポイントです。
ActionNameは他の検索エンジンと重複しないようにします。
Nameは簡潔で分かりやすい名前にします。
EncodeはGoogleの場合は「UTF8」にします。

次にSearchMenu.xmlの編集をします。
「<item name="Google(最後は運です。)" action="GoogleSaigo" newWindow="auto" />」
という行を付け加えます。
最後にSleipnir2を再起動すると新しい検索エンジンが使えます。

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[2005-11-01(Tue)]

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