すぐ「知らない」と言う女は嫌われる

先日、マリーンズの試合で誤審がありました。
マリーンズの攻撃、ランナー1塁の場面で右中間へのフライ。センターが捕球し1塁に送球。離塁していたランナーが1塁に戻ったのですが、帰塁が遅いということでアウトの判定。これにマリーンズのバレンタイン監督が猛抗議。
しかし、結局、判定は覆らず。ところが、翌日、審判側が誤審を認めてマリーンズに謝罪。
この原因は一塁塁審が打球を追っていたため、帰塁については球審が見るべきところ、よく見ていなかったということ。

まあ、ここまではよくある話。
このニュースを見ていた妻が
「球審はどこの人?」
と言いました。
交流戦などではセントラルとパシフィックの審判が入り混じるので、その辺りのえこひいきがあったのではないか、と考えたのでしょう。
「交流戦ではないからパシフィックの審判です」
と答えると
「いや、どこを守っているか、ということが知りたい」
と言います。
「キャッチャーの後ろにいます」
と答えると
「ああ、そうなの。塁審はベースのそばの人でしょ。だから球審は塁と塁の間にいるのかと思った」
と言いました。
どうやら彼女はセカンドとショートのことを審判(しかも球審)だと思っていたようです。

これは彼女を馬鹿にしているのではありません。
今まで、熱心に野球のことを話す私に、野球を知らないことがばれないように、話を合わせることのできた妻の懐の深さに感心いたしました。


エスエスケイ 審判用ハケ ブラック P20H

関連記事

[2007-09-22(Sat)]

野球

女性の知らない世界 | 上野動物園と腰痛

© 2014 You Look Too Cool