わさび、からし、とうがらし

今日、仕入れた豆知識を一つ。

[わさび]
アブラナ科ワサビ属。
市販されている練わさびは実はワサビダイコンをすりつぶしたもので、これにワサビを50%以上混ぜたものを「本わさび使用」、50%未満のものを「本わさび入り」と表記している。
辛味成分はアリルイソチオシアネート。

[からし]
アブラナ科アブラナ属。
からし菜の種をすりつぶし、油を絞って粉状にしたもの。
からし菜は50%以上をカナダが生産している。
洋からしと和からしの違いは、からし菜の種の違いで、洋からしはイエロー種、和からしはオリエンタル種である。また和からしはおでんなどの和食に使いやすいようにかために調製されている。
辛味成分はアリルイソチオシアネート。

[とうがらし]
ナス科トウガラシ属。
辛味成分はカプサイシン。
ピーマンの仲間。シシトウもこの仲間。

何を知りたかったかというと、「からし」がどうやって作られるか、ということなのです。
私は、「とうがらし」を黄色く加工する、もしくは黄色い「とうがらし」がある、と考えていたのです。まったく違いました。
「辛い菜っ葉」だから「からし菜」だと思っていましたが、「からし」そのものだったとは。

また「わさび」と「からし」の辛み成分は同じで、「とうがらし」は違うということ。
キムチは「とうがらし」の辛さで、韓国の人はキムチは平気で食べるのに「わさび」はダメ、というのは、この辺が理由なのかもしれません。

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[2005-08-19(Fri)]

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