「皇太子殿下が誕生日の記者会見で紹介したアメリカの学者の本が売れているらしいよ」
「新しいダイエット法かな」
「なんでそんなものを紹介するんだよ。子育ての本らしいよ」
「だったら雅子さまも読んだほうがいいな、『女性セブン』ばかりじゃなく」
「そんなの読むか」
「英語なんだろ、読めるのかな」
「母国語みたいに読めるよ。ドロシー・ロー・ノルトという博士が書いたらしいよ」
「シャトームートンロートシルト?」
「どういう耳をしているんだよ。そりゃワインだよ。この博士の詩がスウェーデンの教科書に載っているらしい。福祉の国だからな」
「ああ『墓場からゆりかごまで』というやつだろう」
「逆だよ」
「アメリカインディアンの教え」とは違うのでしょうか。
子どもが育つ魔法の言葉
[2005-02-25(Fri)]
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