あみだくじ必勝法?

あみだくじの特性をご存じない方がいるのでお教えします。
「あみだくじは選んだ線の真下に到達する確率が最も高い」
ということです。

このことは感覚的に分かっていたのですが調べたことがありませんでした。
ということで今回、パソコンでシミュレーションしてみました。

条件は、縦棒7本、横棒はランダムに5本置く場合、10本置く場合、20本置く場合、50本置く場合、100本置く場合とします。試行回数はそれぞれ10000回。

まず、左端(位置1)をスタートとした場合。

横棒の数位置1位置2位置3位置4位置5位置6位置7
5本5376324711142352710
10本4118304017827512415315
20本3084245418691219772383219
50本198817851700139112131019904
100本1479153115111405137713441353

位置1(左端)を選んだ場合、どこにたどり着くかを示しています。
横棒が50本までは位置1(左端)にたどり着く場合が最も多いことが分かります。
100本くらいになると平均的になります。
ノートの切れ端にあみだくじを作った場合、横棒を100本も書けませんから、現実には平均的なあみだくじなど作れないということです。

次に、真ん中(位置4)をスタートとした場合。

横棒の数位置1位置2位置3位置4位置5位置6位置7
5本228950232831802160943211
10本72012151968219218961234775
20本1243137615111663154214021263
50本1416137114491441141314341476
100本1403144414391478141114131412

この場合も真ん中を選ぶと真下の真ん中にたどり着く場合が高いことを示しています。
端をスタートにした場合よりは平均的ですが、やはり偏りがあります。

つまり、あみだくじをやる場合、
中間部だけを隠し、上の部分と下の部分が見えている場合は当たりの真上の線を選べばよいということ
公正を期すならば、下の部分も隠してどれが当たりなのか分からなくすること
ということになります。

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[2004-10-09(Sat)]

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