借り換えをしたときの住宅ローン控除

年末調整の季節です。
住宅ローンの借り換えをしたときは、引き続き、住宅ローン控除が受けられるという説明をしているところが多いのですが、調整が必要な場合があります。
借り換え前の借入金残高よりも借り換え後の借入金が多い場合は、今年の残高に「借り換え前÷借り換え後」の率を乗じる必要があります。

前と後は普通は同額なのですが、借り換え時の手数料を借入金に上乗せすることもありますし、ついでにリフォームをしてその分の借入金を追加する場合もあるかもしれません。
この上乗せ分は住宅ローン控除の対象にしてはいけない、というわけです。

逆に、繰上返済で借入金の一部をまとめて返して、住宅ローン残高が減ったような場合は、気にすることなく、前年と同様に年末調整や確定申告を行えばよいのです。

借り換え時の手数料はせいぜい数十万でローン全体からするとほんのわずか。
これだけのために毎年、申告の度に注記をしなければならないのならば、少し頑張って借り換え時の手数料は現金で払い込んでしまった方がよいかもしれません。

インターネットで確定申告

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[2008-11-28(Fri)]

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