目指せ、清水ミチコ

ナッチャンはピアノとエレクトーンを習っています。
今日はその発表会でした。今回はピアノで参加。
トップバッターでした。もっとも、レベルの低い方から順に演奏するのですが。

すぐに出番。
本番に強い!ほぼノーミスで弾くことができました。

家ではたった10分の練習も嫌がり、ようやく10分練習するとそのうち5分は泣いているという状態でしたが、よく頑張ったと思います。
楽譜が全く読めない妻もよく諦めずに練習させました。

最初にうちの子が出てしまったからすぐに帰るというわけにもいかず、他の生徒の演奏も聴いたのですが、みな小学生でもさすがに上手い。
ピアノとエレクトーンがほぼ交互に出てきます。
ピアノは当然ピアノだけ。
一方、エレクトーンはフロッピーやメモリーカードに演奏データが入っていてコンピューターが伴奏してくれます。
昔、自分の家にエレクトーンがあったので、仕組みは知っているのですが、昔のエレクトーンは右手用、左手用、右足用の鍵盤がそれぞれあり、あとはせいぜいリズムマシーンでした。
今はドラムどころかカウンターパートも演奏してくれます。どこまで自分で弾いているのかよく分かりません。
ここまでくると全部、コンピューターに演奏させた方がいいような気がしました。

私はエマーソン・レイク&パーマーというバンドが好きです。
普通、バンドはギター、ベース、ドラムスで構成されます。
しかし、このエマーソン・レイク&パーマーは、キーボードトリオと言われる形態で、キーボード、ベース、ドラムスで構成され、この形態のバンドの中では世界で最も有名です。
つまり、このバンドのキーボード奏者であるキース・エマーソンは世界で最も有名なキーボード奏者と言えます。

これまでに何度か、エレクトーンの演奏会に行きましたが、キース・エマーソンの曲が演奏されたことは一度もありませんでした。
映画音楽やディズニー関係をアレンジしたものがほとんど。
選曲にはエレクトーンの先生も関わっていると思いますが、こういう人たちは何を目指してエレクトーンの練習をしてきたのでしょうか。キース・エマーソンを目指していた人はいないのでしょうか。

もっともキース・エマーソン自身もクラシックの素養がある人で、クラシックをロックにアレンジした曲を多く演奏しています。
では、ナッチャンは何を目指すかというと、私は「清水ミチコを目指せ」と言い聞かせています。

Tarkus
エマーソン・レイク&パーマーの最高傑作。

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[2008-11-16(Sun)]

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