幼い兄弟が襲われた。犯人は?

なんとも悲しいニュースである。

まず7月10日午後のニュース。

男児襲われ2人けが 胸を切りつけられる (共同通信)

茨城県の7歳と4歳の兄弟(3人兄弟の次男と三男)が何者かに刃物で襲われた。近所の人の話では襲ったのは男だという。

7月10日夕方のニュース。

兄弟襲った男の行方捜査 茨城県警 (共同通信)

4歳の三男の話では「変なおじさんにやられた」とのこと。

7月11日朝のニュース。

顔見知りの犯行の可能性も 2男児襲った刃物男 (共同通信)

部屋が荒らされていないため顔見知りの犯行と警察は考えている。

7月11日深夜のニュース。

殺人未遂で祖母を逮捕 「嫁を困らせようと」 (共同通信)

午前中に4歳の三男が「おばあちゃんにやられた」と証言。胸の傷は祖父が服を脱がせる際に切ってしまったものだった。

7月12日午前のニュース。

孫なつかず「教育に不満」 茨城、逮捕の祖母が供述 (共同通信)

いろいろと考えさせられる点がある。
祖母はなぜ孫の首に手をかけたのか。本当に殺す気がなく嫁を困らせようとしただけだと考えたい。次男と三男は1ヶ月の重症とのことだが、ニュースに次男の方がまったく登場してこない。脳障害というのが気になる。
一方、三男の証言が捜査の方向を変えている。最初、変なおじさんだと言ったとのことだが、祖母が証言を強要したのではないだろうか。あるいはあまりのショックに襲われたときの記憶が一時的になくなってしまったか。
祖母と嫁の仲はどうだったのだろうか。私はこれが最大の動機だと思う。
この祖母の罪はどの程度の重さなのだろうか。すぐに釈放されたとしてもどうやって暮らしていくのか。今後、この家族はどうなるのだろうか。

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[2004-07-12(Mon)]

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