三船敏郎と水谷豊

先週は、黒澤明の映画を3本見ました。自宅のテレビで。
「羅生門」「用心棒」「七人の侍」。
以前に見たことがあったのですが、久しぶりにまた見たいと思ったのです。
「用心棒」と「七人の侍」は理屈ぬきに面白いですが、相変わらず「羅生門」は意味が分かりませんでした。

原因は何かと考えてみると、台詞が聞き取りにくい点にあると思います。
何しろ戦後の映画ですから録音が良いとは言えませんし、そもそも使われている言葉が古くて分からないのです。「きょうじょうもち」なんて知りません。
おまけに我が家の向かいで工事をしていて一日中うるさいし。
特に「羅生門」は登場人物の証言がことごとく食い違うという点に面白さがあるので、これが分からないと話にならないわけです。

ところが黒澤映画のDVDは日本映画なのに日本語の字幕が出るのですね。
このことに気づいたのは「羅生門」を見終わった後。
「用心棒」は字幕をオンにしてみましたが、これがとても分かりやすい。
「凶状持ち」も漢字にすれば意味が分かります。


七人の侍

そして今週はテレビドラマの「相棒」を見ています。
5月に映画版が公開されるということで、テレビ朝日で再放送を頻繁にやっています。
地上デジタルやBSなどほとんどすべてを録画して見ています。
基本的に一話完結なので毎週見る必要がないのと、その割には内容が面白く、特に水谷豊が演じる「杉下右京」が素晴らしいです。
ナッチャンも「面白い」と言っていつも一緒に見ています。黒澤映画はまったく理解できないようですが。
これだけ面白ければ映画化も頷けます。
ひょっとしたらナッチャンと二人で映画を見に行くかもしれません。


相棒 pre season DVD-BOX

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[2008-04-29(Tue)]

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