プラレールを修理する

先日、知り合いから古いプラレールの電車を何台か、もらったのですが、壊れていたのです。
トーマスシリーズなのですが、もう10年も前の電車なので壊れていても仕方ありません。
もらった電車のいくつかは、2両目の石炭車に電池を入れて、1両目のモーターを動かすという構造。2両目と1両目はリード線で繋がれています。
このリード線がことごとく切れていました。
まあ、無茶な構造だから切れて当たり前だと思います。

これは次のような理由によるものだと想像します。
普通のプラレールの電車は本物の電車をデフォルメして多少ずんぐりとデザインされているのですが、トーマスシリーズは本物に似せてスマートにデザインされています。
そのため、普通のプラレールでは単2電池を使うのに対し、最近のトーマスシリーズは単3電池を使っています。
おそらく古いトーマスシリーズは単3電池を使うのではなく、石炭車に単2電池を入れてリード線で繋ぐという発想でスマートなデザインを実現しようとしたのだと思います。

「線が切れているならば繋げばよい」と一念発起した私は今日、仕事の帰りにホームセンターに行き、はんだごてとニッパーとリード線を買いました。
夕食の後、早速、プラレールの修理に取りかかりました。
まずは分解。なるほど、よくできています。
そして、いよいよ、はんだ付け。はんだごてを握るのは20年ぶりくらいです。しかし、意外に上手くできました。
そして組み立て直してスイッチを入れると、車輪が反対に回りました。がーん。
また分解してはんだ付けのやり直し。

再度、組み立て直してスイッチを入れると、正しい方向に車輪が回りました。
しかし、実際に走らせると、どうも速く走りません。
またもや分解してよく見ると、ギヤが割れている部分があり、かみ合わせがよくないようです。
こうなると素人では修理できません。

というわけで、プラレールの修理は無駄に終わったわけですが、意外にはんだ付けが簡単なことが分かったので、今後、オモチャが壊れたら修理してみようと思います。
今までいい加減に結線してきたアンテナやスピーカーのケーブルもはんだ付けできます。

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[2005-09-29(Thu)]

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