複数のExcelファイルに同じパスワードがセットされている場合に、それを一括して解除して保存するマクロです。
逆に一括してパスワードをセットすることもできます。
最初にダイアログでパターンを訊かれますので、解除ならば「はい」、セットならば「いいえ」を選択します。
次にダイアログでパスワードをセットします。
最後にファイルが保存されているフォルダを指定します。下位階層には対応していません。
「”\*.xls”」の部分を適宜、変更してください。
Excel2007で確認しました。
Sub 複数ファイルパスワード操作()
Dim myfolder, myfn, myword, pwopen, pwclose
Dim pattern
'操作を選択
pattern = MsgBox("パスワード解除ならば「はい」、セットならば「いいえ」", vbYesNo)
If pattern = vbCancel Then
Exit Sub
End If
'パスワードをセット
myword = InputBox("パスワードを入力。")
If pattern = vbYes Then
pwopen = myword
pwclose = ""
ElseIf pattern = vbNo Then
pwopen = ""
pwclose = myword
End If
'フォルダを選択
With Application.FileDialog(msoFileDialogFolderPicker)
.Title = "解除したいファイルのあるフォルダを選択"
.AllowMultiSelect = False
If .Show = -1 Then
myfolder = .SelectedItems(1)
Else
Exit Sub
End If
End With
'ファイルを操作
myfn = Dir(myfolder & "\*.xls", vbNormal)
Do Until myfn = ""
Call ファイル開閉(myfn, pwopen, pwclose)
myfn = Dir
Loop
End Sub
Function ファイル開閉(myfn, pwopen, pwclose)
Workbooks.Open Filename:=myfn, Password:=pwopen
Application.DisplayAlerts = False
ActiveWorkbook.SaveAs Filename:=myfn, Password:=pwclose, WriteResPassword:=""
Application.DisplayAlerts = True
ActiveWorkbook.Close
End Function
ExcelのVBAで半角を全角に変換するのはとても簡単です。
「StrConv」を使うといろいろな変換ができます。
引数に「vbWide」を指定すると半角を全角に変換します。
使用例は次の通りです。
Function han2zen(t)
han2zen = StrConv(t, vbWide)
End Function
次は半角カタカナを全角に変換する方法です。
カタカナは全角に変換するが、英数字は半角のままにしたい、というようなケースに使います。
Function han2zen_kana(t)
Dim u, v As String
Dim i As Long
u = StrConv(t, vbWide)
For i = 1 To Len(u)
If Mid(u, i, 1) Like "[!ァ-ヶー]" Then
v = v & StrConv(Mid(u, i, 1), vbNarrow)
Else
v = v & Mid(u, i, 1)
End If
Next i
han2zen_kana = v
End Function
「Like」を使っています。
これはVBAでワイルドカードを使う場合に用いられます。
You Look Too Cool » VBAでワイルドカードを使う
「Like “[!ァ-ヶー]“」とすることで全角カタカナ以外の場合のみを取り出すことができます。
上の例では全角カタカナ以外の場合のみ半角に変換しています。
VBAでは「Like」を使ってワイルドカード的な使い方ができます。
If myword Like "[a-z]" Then
使い方は次の通りです。
【構文】
文字列がパターンに合致するとTrueを返します。
【パターン】
| 文字パターン |
引数stringの中の一致する文字 |
| ? |
任意の1文字 |
| * |
任意の数の文字 |
| # |
任意の1文字の数字(0-9) |
| [charlist] |
文字リストcharlistに指定した文字の中の任意の1文字 |
| [!charlist] |
文字リストcharlistに指定した文字以外の任意の1文字 |
次にパターンに文字リストを使う場合の例を示します。
半角カタカナ
半角カタカナはコード順で「ヲァィゥ…レロワン」と並ぶので「[ヲ-ン]」とします。
全角カタカナ
全角カタカナはコード順で「ァアィイ…ンヴヵヶ」と並ぶので「[ァ-ヶ]」とします。
ただし長音が含まれないので、これを含めるため「[ァ-ヶー]」とします。
全角ひらがな
全角ひらがなはコード順で「ぁあぃい…ゐゑをん」と並ぶので「[ぁ-ん]」とします。
ただし長音が含まれないので、これを含めるため「[ぁ-んー]」とします。
半角英小文字
半角英大文字
半角数字
「[0-9]」としてもよいのですが半角数字に関しては上述の通り「#」という記号が用意されています。
Excelで数値を全角で表示するにはセルの書式設定で表示形式に「DBNum」を使います。
「DB」はダブルバイトで全角という意味だそうです。
具体的には次のようにセットすることでいろいろなパターンが使えます。
| 表示形式 |
サンプル |
| G/標準 |
123456789 |
| [DBNum1]G/標準 |
一億二千三百四十五万六千七百八十九 |
| [DBNum2]G/標準 |
壱億弐阡参百四拾伍萬六阡七百八拾九 |
| [DBNum3]G/標準 |
1億2千3百4十5万6千7百8十9 |
| [DBNum1]0 |
一二三四五六七八九 |
| [DBNum2]0 |
壱弐参四伍六七八九 |
| [DBNum3]0 |
123456789 |
| [DBNum1]#,##0 |
一二三,四五六,七八九 |
| [DBNum2]#,##0 |
壱弐参,四伍六,七八九 |
| [DBNum3]#,##0 |
123,456,789 |
Windowsにはファイルの内容を検索する機能があります。
しかしExcelを検索する場合、どのファイルにあるかは表示されますが、どのシートにあるかは表示されません。
シートが多いと、そのファイルを開いてから、また検索する必要があります。
そこで、ある文字列について、特定のフォルダにある、すべてのExcelファイルのすべてのシートを検索し、どのシートにあるかを表示するマクロを考えました。
検索結果を表示するだけでなく、該当のセルにハイパーリンクを張るようになっています。
Excel2007で確認しました。 続きを読む…
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では日曜日を含まないで計算するにはどうしたらよいでしょうか。
たとえば2011年12月8日(木)の7日経過した日は単純に計算すると14日(水)になります。
しかし日曜日を含まない場合、8日(木)の7日経過した日は15日(木)になります。
「木、金、土、月、火、水、木」と日曜日をとばすからです。
この日曜日をとばすという処理が面倒です。 続きを読む…
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一つのシートに複数の表を縦に作っていく場合、表の途中で改ページされると困ることがあります。
そこであらかじめ、それぞれの表の下端で改ページしておく、という方法が考えられます。
これを自動的に実行するマクロを作りました。 続きを読む…
ExcelにはPROPERというワークシート関数があり、英文の各単語の先頭を大文字に、その他の文字を小文字に変換することができます。
これをJavaScriptで行うための関数を考えてみました。
function proper(str){
return str.replace(/\b([a-z])([a-z']*)\b/gi,function($0,$1,$2){
return $1.toUpperCase() + $2.toLowerCase();
});
}
単語を取り出すために正規表現として単語の切れ目を表す「\b」を使うのがポイントでしょうか。
シングルクォーテーションは「I’m」などに対応するためです。
ボジョレーヌーボーは11月の第3木曜日です。
今年はまさに今日です。
毎年のヌーボーの日付をExcelのVBAで求める方法を考えてみます。 続きを読む…
VBAのユーザー定義関数で引数の数が一定でない場合があります。
このケースでは、a、b、cが引数です。引数の数は3個です。
Function kansu(a, b, c, d)
このケースでは、a、b、c、dが引数です。引数の数は4個です。
このように、場合によって引数の数が違う場合のユーザー定義関数の作り方を示します。 続きを読む…
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