世界の国別人口の推移をグラフに

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日本の総人口が減ったそうです。

総務省は、去年行われた国勢調査の確定値を発表しました。去年10月1日現在の日本の総人口は1億2709万4745人で、前回、平成22年の調査と比べておよそ96万3000人減少し、大正9年に国勢調査が始まって以来、初めての減少となりました。(NHK)

今の世界はアメリカが中心に回っています。しかし昔はアメリカの人口は少なかったはずです。
ウィキペディアに世界の国別人口の推移データがありましたのでグラフにしてみました。1970年から2000年までです。元のデータはほぼ全ての国のデータが載っていますが人口の多い国とG7に絞っています。

population1

戦後の中国とインドの伸びが突出していてよく分かりません。1700年の段階ではインドの方が多かったようです。もっともこの二つの国の場合、人口のカウントが正しいのかという疑問があります。

population2

G7に絞りました。ロシアを加えましたのでG8です。
今度はアメリカが突出しています。
1700年の段階では日本が2700万人でアメリカが100万人でした。G8の中では日本の人口が最も多かったのです。江戸時代、世界で最も日本が栄えていたという話も納得できます。
それが1800年頃からアメリカの人口が急に増えています。1776年にアメリカ独立宣言、1830年にインディアン強制移住法、1848年にゴールドラッシュの辺りです。
結局、何が不思議かというと、なぜ北アメリカの広大な土地にほとんど誰も住んでいなかったのか、という点に尽きると思います。

[ 2016年10月29日 | カテゴリー: 社会 | タグ: , , ]

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