アメリカの指文字は日本人には理解できない
数字や文字を指で表す方法を「指文字」といいます。手話で表せない言葉は指文字で一文字ずつ綴って表します。
英語にも指文字はあるのですが、数字の表し方が変わっていて、日本人には理解できない部分があります。
American manual alphabet - Wikipedia, the free encyclopedia
まとめると次の通りです。
数 | サイン |
---|---|
1 | 人差し指を立てる。 |
2 | 人差し指と中指を立てる。 |
3 | 親指と人差し指と中指を立てる。 |
4 | 人差し指と中指と薬指と小指を立てる。 |
5 | 5本の指を立てる。 |
6 | 親指で小指を押さえる。 |
7 | 親指で薬指を押さえる。 |
8 | 親指で中指を押さえる。 |
9 | 親指で人差し指を抑える。 |
10 | 親指を立てる。 |
特にわからないのが「6」です。
これ「3」でしょ?同様に「9」も「3」と判断してしまいそう。
この方法だと片手で10まで数えられますが、インドは違います。
インド人は片手で15まで数える。親指の先で、小指の第1関節(末節骨)を「1」、第2関節(中節骨)を「2」、第3関節(基節骨)を「3」、薬指の第1関節を「4」の順に「12」まで指す。人差し指の先で、親指の先を「13」、中間を「14」、根元を「15」まで指す。
[ 2014年6月6日 | カテゴリー: 豆知識 | タグ: アメリカ , 指 ]
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東部出身のアメリカ人は、この数え方をするのは、ドイツ系の人たちで、アメリカ人の多くは、3本指を立てればどの指でも3というと教えてくれました。
ちなみに二進法で0から31までを指で表しているグループもいるそうです。
どうやら、一部の人の中で通じることで、アメリカ人に限定されてはいないようです。