「刑事・鳴沢了」の警察署

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堂場瞬一の「刑事・鳴沢了」シリーズを読んでいます。
「雪虫」から「久遠」までの10作品が出ています。
警察の捜査を細かく描写し臨場感があります。
そして魅力的なのは主人公の刑事、鳴沢了。

  • 滅多に冗談を言わない真面目人間。
  • 服装にうるさく、特に靴にこだわる。
  • トレーニングを欠かさない筋肉バカ。
  • 飲酒・喫煙をしない。食事に異常に気を使う健康バカ。
  • すぐに暴力を振るう。
  • 協調性がゼロ。単独捜査を好む。
  • 行動、思考が短絡的。
  • 自己中心的で自分で犯人を捕まえないと気が済まない。

こうやって書いてみるとダメ人間じゃないか。

作品の中では新潟の警察を辞め、警視庁(東京)で改めて警察官になった変わり種。勤務した警察署は4箇所。
すべて架空の警察署ですが、おそらくモデルとなった警察署はここじゃないか、というのがありますので、挙げてみます。

作品 実際 住所
多摩署 多摩中央署 多摩市鶴牧1丁目26−1
青山署 赤坂署 港区南青山1丁目5−15
東多摩署 調布署 調布市国領町2丁目25−1
西八王子署 高尾署 八王子市東浅川町23−34

多摩中央署は多摩市に実際にある警察署ですが多摩市の中央部ではなく西にあります。最寄りの駅が「多摩センター」だから「多摩中央署」になったのだと思われます。


これがシリーズ第一作。硬派なハードボイルドが好きならばはまると思います。

[ 2011年7月3日 | カテゴリー: 書籍 | タグ: , ]

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