「婆沙羅」山田風太郎

山田風太郎先生の「婆沙羅(ばさら)」を読みました。


婆沙羅

後醍醐天皇、足利尊氏、高師直、楠木正成らが活躍する裏切りと復讐の南北朝時代を、婆沙羅大名として巧妙に生き抜いた佐々木道誉の目を通して語る時代絵巻。
忍法帖の山田風太郎先生の作品なので読んでみましたがこれが意外なほどに面白く、さすが先生と唸らざるを得ませんでした。
歴史物というと織田、豊臣、徳川の時代か、源平の時代が人気ですが、この南北朝時代も実はかなり面白いことが分かりました。
この動乱の時代を「これ、ホント?」というくらい巧みに切り抜ける婆沙羅大名、佐々木道誉。好きになってしまいました。

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[2004-10-05(Tue)]

なし

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