苺ちゃんがいっぱい

いよいよ、子供の名前に「苺」と名付けられるようになりました。

「かじ」君がやっと「舵」君に 人名用漢字追加で (朝日新聞)

というニュースもあります。お父さんの名前が尾崎豊だという方が面白いと思います。

平成16年9月27日付官報(号外第213号)には法務省令第六十六号として「戸籍法施行規則」の「別表第二を次のように改める。」と書かれ、「丑 丞 串 ...」という表が載っています。この表が今話題の名前に使用できる常用漢字以外の漢字の表です。

戸籍法の第五十条第一項に「子の名には、常用平易な文字を用いなければならない。」、第二項に「常用平易な文字の範囲は、法務省令でこれを定める。」とあります。
そこで、今度は常用平易な文字の範囲は何かというのを調べますと、戸籍法施行規則の第六十条に次のように定められています。

戸籍法第五十条第二項の常用平易な文字は、次に掲げるものとする。

一 常用漢字表(昭和五十六年内閣告示第一号)に掲げる漢字(括弧書きが添えられているものについては、括弧の外のものに限る。)
二 別表第二に掲げる漢字
三 片仮名又は平仮名(変体仮名を除く。)


この第2号がポイントになってくるわけで、これが先ほど書いた表のことです。

この表は官報に載っています。インターネットにも載りますが一週間くらいで消えてしまうので「苺」の載っているページだけ保存しておきました。興味のある方は見てください。左上2列目2行目が「苺」、3列目3行目が「舵」です。

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[2004-10-04(Mon)]

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