名古屋旅行(2011年)二日目(金曜日)

朝食

3時頃、クーラーが寒くて目が覚める。普段、エアコンを使わないので、慣れていないのか。旅先ならばエアコンを使い放題だと思っていたが、結局、オフにして寝ることに。6時頃、起床。眠りが浅い。
7時頃、コンビニに朝食を買いに出るも、近くに吉野家があったので、そこで済ます。子供達の残したものをすべて食べるので満腹。
8時45分、チェックアウト。

名古屋市科学館

名古屋市科学館は9時半開館ということなので9時15分頃に到着。セミの声がすごい。
科学館に表に回ると、すると既に大行列ができている。確認するとプラネタリウムを待つ行列とのこと。見るつもりだったが諦める。
代わりに「黄河大恐竜展」のチケットを買う。
名古屋市科学館
入館して「極寒ラボ」というのが、あるのを知り、整理券を貰いに行く。並んでいると責任者風の美人係員が人数を数えていて私のところで「今配っているのは13時半の回の整理券。あなたの前のところで20人。お父さんは入れないかもね」などと脅す。
実際に整理券を受け取る段になり、予想通り、私の前で定員に達した。担当の係員が先ほどの責任者風係員に相談して、その人が「出しなさい」と命令してくれたので、私も入れることになった。次に「放電ラボ」に行くと、次は11時の回だという。整理券ではなく実際に列に待たないとダメらしい。ただし代表者一人でよいので、妻が列に並び、私と子供達は館内見学をすることになった。
子供向けに科学を学ばせる器具が豊富にある。子供にとっては玩具だが。
10時半に「竜巻ラボ」。これは整理券は不要。勝手に集まって勝手に見る。送風とミストで竜巻を再現する装置があり、年配の係員が説明してくれる。
11時に「放電ラボ」に戻り、妻と合流。そして部屋に入れてもらう。解説役のスキンヘッドの年配の係員がいて、私たちは前列中央に座った。ここでは静電気を使った放電の実験を見せてくれる。目の前に座っていたので、私は係員から「家庭の電流は?」と質問されて「交流、100ボルト」などと答えた。人に指されて答えるなんて久しぶりだ。緊張した。
また中央最前列にいると「実験台」にされる。息子は係員に呼ばれて、装置に手を近づけて放電する様子をみんなに見せたし、娘はやはり呼ばれて、身体に帯電させて髪の毛を逆立てるという実験を見せた。その後、「黄河大恐竜展」を見に行く。これは特別展で料金も別に取られるので楽しみにしていたのだが、期待はずれであった。ワンフロアしかなく、展示されているのが中国の恐竜で馴染みがなく、大きいだけで面白くない。大失敗であった。
科学館は午前中に見終わるつもりでいたので「極寒ラボ」が13時半となったときに「時間が余る。昼食のために一度外に出るか」などと考えていたが、館内は広く、展示物も多いので、食事もせずに、あっという間に13時半になった。「極寒ラボ」は部屋に入ると、防寒服とブーツを履かせられる。暑い。そしてまずマイナス10度の部屋に入る。ここで身体を慣らし、いよいよマイナス30度の部屋に入る。防寒服を着ていても寒い。ここで5分ほど寒さを体験する。八甲田山の死の行軍もこんな感じだったのかなどと考える。防寒服を着てしまったら体験も何もないのではないか、とも思う。また別のマイナス10度の部屋に入り、慣らしてから最初の部屋に戻り、防寒服を脱ぐ。
デジカメは使えた。結露するのでポケットに入れたままにして部屋から出てもしばらく使わないのがよいらしい。
ここで退館した。プラネタリウムはダメだったが、その他の「ラボ」はすべて体験できてラッキーであった。

名古屋城

名古屋城に向かう。私は2年前に来たばかりであるが、最も名古屋らしいところは、やはりここだろう。
14時半頃、到着。売店で、味噌カツ丼ときしめんを食べる。これで名古屋の名物はほとんど食べたことになるだろう。今夜は祭りがあるらしく盆踊りの櫓が組まれていた。
城内に入りエレベーターを使って最上階に上る。売店がある。もはや城ではなく城の形をしたビルである。
階段で下りながら城の中を見てまわる。名古屋城や徳川家の展示物がある。もはや城ではなく博物館である。
16時半、城を出る。

温泉

銭湯を探したところ、温泉が出るスーパー銭湯が清須市にあることを知る。
■太閤天然温泉 湯吉郎 | 愛知県下最大級の広さと大露天風呂 | 愛知県清須市
温泉で疲れをとってから帰路に着くことにした。
金曜日の夜で客が多い。さすがに風呂の種類が多く、好きな人には楽しめるだろう。
子供には景品をくれる。娘はラーメンを当てたので、風呂上りに、息子と二人で食べに行った。
実は本格的なラーメンでとても美味しかったらしい。妻が見に行ったら、他に客がほとんどいないので、店員が皆、温かい目で二人を見ていたらしい。チューチューアイスは二人分くれたそうだ。
そんなに美味しいのならば夕食をそこで済ませてもよかったのだが、この話は後で聞いた。ガソリンスタンドでガソリンを入れた。セルフではなかったので空気圧も見てもらった。その人に「名古屋は速度制限がないのか。東京だと40キロとか50キロとか速度制限があるが」と訊いたら、要領を得なかった。他の府県を走ったことがないらしい。
コンビニで夕食を買って、帰路に着いた。
帰りは中央高速を使うことにしたので、20時頃、小牧で高速に乗った。
走ってようやく分かったのだが、中央高速はアップダウンがあり、カーブも多いので、東名に比べて走りにくい。おまけに疲れていたので、ゆっくり走った。日付が変わって、午前2時ようやく、帰宅。疲れた。

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[2011-08-04(Thu)]

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