特定記録郵便の落とし穴

一週間前に大量に特定記録郵便を出しました。
特定記録郵便は通常料金に160円を上乗せすることで、郵便物の引き受けを記録してくれます。

特定記録 - 日本郵便

配達状況はインターネットでチェックすることができます。
ほとんどが3日以内に配達完了したのですが、一週間たっても配達が完了しないものが一つだけ残りました。ずっと配達中になっているのです。
これはおかしいと、午前中に日本郵便のコールセンターに電話してみました。「調べて連絡する」とのことでした。
その日の午後に、件の配達が完了しない相手先から電話がかかってきました。「一週間くらい前に郵便を出しましたか」
出しましたよ。今、その件で調査中なのだから。
「では、あのときの、あれかな」と言われましたので内容物を確認しました。配達されたのは間違いないようです。
夕方になって、今度は、相手先の最寄りの郵便局から電話がかかってきました。
「午前中に問合せのあった件ですが、相手先に配達したことを確認しました」
「さっき、その相手先から電話がありました。電話で自ら確認したのでは、特定記録郵便の意味がないではないですか」
「担当者が入力を漏らしていたようです。申し訳ありません」
ということで終わりにしたのですが、本当だったら「160円を返せ!」、「責任者を出せ!」という話です。

まず、配達をした時の処理が正しく行われていないこと。これは担当者の凡ミスだから、まあ仕方がないでしょう。
問題なのは、郵便を引き受けてから配達が完了するまでに一週間以上かかっても放置されていたこと。配達状況を電子的に管理しているのだから、引き受けから配達まで時間がかかり過ぎているものは簡単にチェックできるはずなのです。

おそらく、このような自己チェックはなく客からの申し出があって初めて調査するという体制になっているのでしょう。
と書いてみて、何百円という安い料金で全国津々浦々まで配達してくれるのだから大目に見てあげましょう、という気持ちになりました。

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[2010-02-04(Thu)]

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