K-1で判定ミス

先日、行われたK-1中量級の世界一を決める試合で判定ミスがあった。この件はK-1の公式サイトに詳しく述べられている。
素人が見てもブアカーオが圧倒的に勝っていたがムエタイの席巻に危機感を持っている私としては延長の判定には喜んだ。
このように判定ミスを素直に認めた点は評価できるのだろうが、延長で魔裟斗がもし逆転勝ちをしていてもこのような判定ミスの発表をし勝利の取消をしただろうか。

私は3ラウンド程度の試合でラウンドごとのポイントの合計で決めるやり方に疑問を持っている。
例えば先日、プライドで美濃輪選手とハイアン・グレイシー選手の試合があった。判定では前半を押し気味であったハイアンが勝ったのだが後半、特に終盤は美濃輪が完全にハイアンをコントロールして圧倒していた。試合内容は全体的には確かにハイアン優勢の時間が長かったかもしれないが、もしこのまま時間を延長したら美濃輪が勝っていただろう。ラウンド数が少ない場合、実際の試合内容だけではなく、今後どうなるかを予想して勝敗の判定をしてもよいのではないかと思う。

ボクシングは判定に関する不正が過去にいろいろあってそれに改善を重ね今の形に落ち着いたのだと思う。今回の問題はK-1の歴史はまだまだ浅いということの表れなのかもしれない。

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[2004-07-11(Sun)]

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