「亡国のイージス」

護衛官の乗組員が自殺しました。

10日午前6時ごろ、長崎県佐世保市の佐世保港に停泊している海上自衛隊佐世保基地配備の護衛艦「あさゆき」の倉庫で、乗組員の1等海曹(42)が首をつって死亡しているのを同僚が見つけた。海自佐世保地方警務隊は自殺とみて調べている。海上幕僚監部によると、海自上対馬警備所に勤務していた別の1等海曹(45)が無届けで中国・上海に渡航していた問題を受け、ほかに無届け渡航をした隊員がいないか調査していた。(読売新聞)

ちょうど「亡国のイージス」を読み終えたところだったので、あり得る話なのかもしれない、と感じました。


亡国のイージス 上 講談社文庫-福井 晴敏

化学兵器を手に入れた護衛艦の艦長が叛乱を起こし、東京湾から東京にミサイルを打ち込もうとする話です。
状況は映画「ザ・ロック」に似ています。
いろいろな賞を獲っているし、映画化もされているから、当たり前なのかもしれませんが、面白いです。
登場人物が多く、状況も複雑で、さらっと読むような話ではありませんが、展開が早く、あまり知られていない護衛艦の中の生活なども興味深く、最後はどうなるのかと、ページをめくる手が止まりませんでした。
これをどうやって映画化したのか、興味深いです。


亡国のイージス


ザ・ロック 特別版

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[2006-08-11(Fri)]

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