Test of Wills - Magellan

ドリーム・シアターの登場は衝撃だった。プログレとメタルの融合。方法はヘヴィ・メタルだが変拍子を多用し非常にテクニカル。音楽雑誌は彼らの音楽性を「ラッシュ・ミーツ・メタリカ」と評した。
そしてフォロワーが多く登場した。新たなジャンルができたと言ってよい。これを何と呼ぶのか知らないが、プログレ・メタルと呼ぶのが適切かもしれない。
マグナ・カルタというレーベルがこの手のバンドをいくつか世に送り出した。マジェランはその代表格である。
ギターを前面に押し出し、派手なキーボードを絡め、一方でベースを中心にギター、キーボードで重低音を常に鳴らす分厚い音作り。
ライブで再現するにはギタリストが三人、キーボードが二人は必要に思える。実際はバンドのメンバー構成を知らない。当然、ライブ映像も見たことがない。
とは言え、曲の展開、フレーズに独特なものがあり、ドリーム・シアターの二番煎じではないことを申し添えておきたい。

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[2014-12-06]

Magellan,1997年

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