Thunder and Lightning - Thin Lizzy

雷を英語でサンダーというが厳密には雷鳴、雷の音である。雷光、稲妻はライトニングである。

シン・リジィのアルバム「サンダー・アンド・ライトニング」は彼らの最後のアルバムである。
シン・リジィは崩壊寸前であったがタイガース・オブ・パンタンの若きギタリスト、ジョン・サイクスを加入させ、延命を模索する。
長身で金髪のジョン・サイクスはまさにギター・ヒーローと呼ぶにふさわしかった。

タイトル曲の「サンダー・アンド・ライトニング」はそれまでのシン・リジィには珍しいタイプのスピード・チューンである。はっきり言えば勢いだけの凡作であるが、それを名曲たらしめているのは、やはりジョン・サイクスのアイディア溢れるギターに他ならない。
もっとももう一人のギタリスト、スコット・ゴーハムはまだ在籍していたから、この曲でも演奏しているはずだが、この曲に関してはほとんどの箇所をジョンが弾いていたと思う。
ライブ映像などで確認できるはずだが裏を取らないのがこのブログのスタンスである。記憶と憶測が第一義である。

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[2017-05-04]

Thin Lizzy,1983年,ジョン・サイクス

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